2010年2月28日日曜日

スウィッチ 素敵な彼女?



女たらしのプレイボーイ。
彼はそれが災いし命を失う羽目に合う。
天国で彼は真剣に一人の女性を愛せたら生まれ変わりを許される。
しかし、悪魔の邪魔も入り、女性として生まれ変わることになる。
その彼女のとりこになるのが彼の親友であった・・・。
この奇妙な設定をブレイク・エドワーズ監督が面白くも心に残る作品として仕上げている。

不思議な感覚。
小品ながらいい出来の映画ってこういう映画だと思う。
『ジュニア』よりこっちの方がずっと面白くて、女性になってしまったらこんな気分なのかと実感が持てた。
プレイボーイが罰として女性の気持ちをわかるため、女性に生まれ変わるという話の設定がユニークで面白い。
確かに神様だったらこのぐらいの罰は与えるだろう。
生まれ変わる女性がファニーフェースのエレン・バーキン。
彼女がまたいい味出していて、この難しい役どころを見事に演じていた。
ちょっとした仕草から身のこなし方までオスカー級の演技。
いくら『ジュニア』でシュワちゃんがおなかを大きくしても、あれは単なるコメディであれ見てもし自分が妊娠したらなんて気分は想像もつかなかった。
こっちは自然な展開で中身が男性の女性を描いていたから少しだけど考えてしまった。
いやいや、さすがブレーク・エドワーズといった良い出来の作品。


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