飛行機発展の黎明期である1910年が物語りの舞台。
ロンドンの大新聞社がロンドン-パリ間の飛行機によるレースを開催することになった。
世界各国からヒコーキ野郎たちが招待される。
ゲルト・フレーベやスチュアート・ホイットマンなど国柄を代表するスターがそれを演じている。
日本の石原裕次郎も出演している。
フィアンセである社長のお転婆娘のサラ・マイルズや、怪優テリー=トマスの妨害などを盛り込んだ娯楽作品。
監督のケン・アナキンはこの後、自動車レースを題材に『モンテカルロ・ラリー』も手がけている。
チキチキマシーン的な笑いで気楽に見れる作品。
今見ても楽しい映画だ。
華やかな雰囲気。スケールの大きさ。テリー=トマスの悪役ぶり。それを楽しめばそれでいいような。
日本人=裕次郎が凧に乗ってるシーンは少し閉口するが、誤解は今に始まったことでもないし、笑って済ませられる。
この映画、個性豊かな俳優が多く出ているから吹替え版もすごく楽しい。
最近は、こういう映画って成り立たないんだろうか。
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