2010年2月26日金曜日

REC レック



おー怖っ。久々に後ろに体を引いてしまった。あの人達は、どうして、しちゃ駄目と思うことばかりするんだろう。ブレアウィッチもクローバーフィールドも苦手というかつまらなかったが、これは別かな。

そもそも、ハンディカメラだけで映すPOVはどうも苦手だけど、この映画はありかな。
ブレアウイッチは気持ち悪くなったがけだし、クローバーフィールドは欲求不満だけが残った。この映画は映っている映像は基本的にクリアなので、見えない恐怖といううより迫ってくる恐怖を感じた。昔からありがちな、鍵を探す場面の臨場感というか、彼らの慌て様が伝わってきて、拳を握り締めてしまった。誰かもコメントしていたが、狭いところに閉じ込められて、29日後の感染者が襲ってきているような感じだから、恐怖感はこちらの方が格段上だ。冒頭の消防署のシーンが少し長かったような気がするが、アパートの中に入ってからはかなり物語の展開が早かった。全体の尺の長さを考えると、見る人が耐えられる時間の限界を考えて、前のほうはややスローで時間合わせしたんじゃないかと思う。

それにしても、観ていてそっちに行くな、そんなことしちゃ駄目だと思っていることばかり、登場人物がするのは何故だろうと思いつつ、これが王道なんだろうなと納得して見入っていた。いやはや本当に怖かったな。

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