2010年2月27日土曜日

愛は静けさの中に



ウィリアム・ハート演ずる教師が港町の聾唖学校に赴任してくる。
彼は聾唖の生徒達に音楽を教えることに情熱を燃やす。
その学校で働く美しい女性=マーリー・マトリン、彼女もまた聾唖者である。
彼女も彼に好意を持つのだが聾唖ゆえに、自分の中に閉じこもる。
やがて、生徒達も音楽会を開けるまでになる・・・。
聾唖者の役を演じる主演のマーリー・マトリンは、本人も本当の聾唖者であり、本作で映画にデビューした。
本作品の名演で彼女はアカデミー主演女優賞を受賞している。

マーリー・マトリンの魅力が光る。
彼女の素晴らしい演技は聾唖者の役付けの範囲だけで終わらせるのはもったいない。
聾唖者を否定するわけでもなんでもないが、彼女の素晴らしい才能を考えた時、どうしても配役の枠が聾唖者の設定にしかはめられない。
これは、非常に残念。
もっと、色んな映画に出てその魅力を発揮してほしいものだ。
きっと、いいアイディア考えてくれる人が出てきて、彼女を起用してくれるだろう。
楽しみに待ってよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿