2010年2月26日金曜日

男と女



スタントマンの夫を無くした女 アヌーク・エーメ。
妻が自殺した過去を持つレーサー ジャン・ルイ・トランティニャン。
ふたりは子供を預ける寄宿学校で知り合い恋に落ちていく。
男と女
クロード・ルルーシュの美しい映像とフランシス・レイの甘美なメロディで綴られる世界はカンヌ映画祭グランプリにも輝いた。

クロード・ルルーシュ、フランシス・レイ、フランス映画の代名詞。あのダバダバダがたまらない。

映画の冒頭、浜辺で子供と遊ぶアヌーク・エーメ、真っ黒な髪をかきあげながらにっこり微笑む。もう、たとえようのない美しさ。
あまりにも有名なフランシス・レイのメロディーが重なる。
モノクロやセピアカラーのシーンが交差しながら、過去と現在の映像が流れていく。
この雰囲気は、アメリカ映画じゃ味わえない。フランス映画しか出せない空気である。
この“男”もジャン・ルイ・トランティニャンてところが良い。
ドロンじゃクールすぎるし、ベルモンドじゃ軽すぎる。
とにかく、かっこいいフランス映画。


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