2年前の9月にアメリカの俳優ポール・ニューマンが83歳で亡くなられた。
ポール・ニューマンといえば、ハスラー、明日に向かって撃て、タワーリングインフェルノなど数々の映画に出演し、日本でも人気のある大スターだ。癖のある短い髪に真っ青な瞳。人懐っこい雰囲気で、歳を重ねてもその魅力を失うことはなく、皆に愛された大スターだった。
いろんな映画に出演しているが、タワーリングインフェルノでは、スティーブ・マックイーンとともに主演し、ウィリアム・ホールデンやフレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズなど錚々たるビッグスターと共演した。この映画は、ポセイドン・アドベンチャーをアーウィン・アレンが製作した超高層ビル火災を描いたパニック・スペクタル映画だ。ワーナーブラザーズと20世紀フォックスが、お互いに企画していた脚本を統合して協同制作したことでも話題になった。
そして、なんと言ってもこの映画の一番の話題は、マックイーンとニューマンというビッグスターが2人で主演したことだ。ポスター、クレジットから出演している時間の長さまで対等にする気の使いようだった。これは、どちらかというとニューマンの要望ではなく、マックイーンが強く要求したようだ。
ニューマンも亡くなり、マックイーン、ホールデン、アステアなど共演したビッグスターも既に冥界の住人である。
若い頃に胸踊らせて観た映画のスターが亡くなったと思うと、何だか自分が歳をとったと感じさせられる。
そういえば、ニューマンズ・スカイラインなんていう車も流行ったなあ。
大好きなスターが天国に旅立ってしまい、寂しい限りだ。
因みにタワーリングインフェルノのような大作や明日に向かって撃てのような有名な映画も素晴らしいが、脱走大作戦のようなコミカルな映画のポール・ニューマンは、これまたとてもチャーミングで良い。おすすめだ。
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