2010年2月28日日曜日

ステラ



一途に娘のことだけを思う母=ベッド・ミドラー。
下町で暮らす彼女は品はないが、娘の幸せだけを願う女性。
やがて娘の将来のため別れを決意する。
ベッド・ミドラーの魅力を十分に発揮した母と娘の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
でもその泥臭さゆえにゴールデン・ラズベリー賞にも選ばれている。

おかあちゃん=ベッド・ミドラーがいい。
素直に涙してしまった。

ゴールデン・ラズベリー賞のグランプリにも選ばれているが、要するに古臭くて泥臭い題材を文化人きどりの人達があざ笑っているんだろう。
僕は素直に良い映画だと思った。
ミドラーが子を思う親の気持ちをストレートに演じていて好感が持てたし、ラストの浪花節的な展開も素直に涙できた。
映画だから見る人に思いが伝わって良い時間を提供できればそれでいいと思う。
こういう善意に満ちた作品は好きだ。


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