2010年2月26日金曜日

タイタンズを忘れない



ヨーストの静かだが熱い思い、ジュリアスとゲリーの厚い友情、ブーンの信念。熱い男達に胸を打たれた。真っ直ぐ前を向いた真剣で真摯な気持ちが全てを変えていく。その素晴らしさに感動した。

1970年代のアメリカ・ヴァージニア州。アレキサンドリアでは、人種融和政策によって白人の高校と黒人の高校が統合され、白人・黒人混成のフットボールチーム「タイタンズ」が誕生した。ヘッドコーチに就任した黒人コーチ(デンゼル・ワシントン)は、白人選手と黒人選手がいがみあうチームをまとめ、偏見や嫌がらせと闘いながら、彼らを“最強のチーム”へと導いてゆく。実話の映画化であり、登場人物もほとんどが実在の人物である。

とにかく熱い。若者達が自分達の信念のため、前向きに真剣に進もうとすることで、意味のない壁や障害が消えていく。替わりに生まれるのは人間として認め合うこと。友情、勇気、信念。彼らが円陣を組んで大声を張り上げて、意気を昂揚させる姿はまさに戦士。見ているこっちも熱くなる。うまく行かないことがあって落ち込んでいる人に見せてあげたい。元気が沸々と湧き上がってくる。素晴らしい感動を与えてくれた。

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