2010年2月28日日曜日

チャンプ



かつてチャンピオンまで登りつめた男フリン=ジョン・ヴォイトは、妻との離婚やタイトルをなくしたことから、厩舎で細々と息子と暮らす身。
だが息子のT・J=ミッキー・シュローダーは、父親がいつかチャンプになると信じて「チャンプ」と呼んでいた。
フリンは愛する息子のため、心にもない言葉でかつての妻=フェイ・ダナウェイに子供を託し、再びチャンプに返り咲くためリングに上がる。
天才子役のミッキー・シュローダーの健気な演技は全世界で涙を誘った。

涙が枯れるかと思った。
ミッキー・シュローダー少年がどんなことがあっても父親を信じつづける。
ジョン・ヴォイトはどんなに落ち込んでも子供のことしか頭にない。
この設定だけで目が潤んでくる。(元々、恥ずかしながら涙もろい)
心にもない言葉で元奥さんに子供を託そうとするあたり、身につまされる。
もちろん、ラストも涙が止まらなかった。
ここまでツボをおさえた展開でこられてなけないはずがない。
まだ見たことがなくて、思い切り泣きたいあなたは是非見てください。


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