2010年2月25日木曜日

ビリー・ワイルダー



ビリー・ワイルダーは大好きな監督だ。ビリー・ワイルダーと言えば、これまた大好きなジャック・レモンが多くの作品に出演していた。ワイルダーの映画作りの基本は、まず映画は面白くなければならない。説明がいるような映画は駄目だということだ。元々、彼はドイツの出身。ドイツ映画界でシナリオライターをしていたが、ヒトラー政権となり、自由な表現が出来ない時代になった事を機にフランスに渡り、更にハリウッドに渡った。ドイツ語しか話せなかったワイルダーは苦労して脚本家になったそうだ。グレタ・ガルボのニノチカなどがこの頃の彼の作品だ。
ちなみにドイツ時代の仲間だったジャッカルの日などの作品で知られるフレッド・ジンネマンは、彼の親友だったそうだ。
映画監督になってからは、「失われた週末」、「サンセット大通り」、「アパートの鍵貸します」とヒットを続け、アカデミー賞の監督賞、脚本賞、作品賞を次々と獲得した。この後も「第十七捕虜収容所」や「麗しのサブリナ」、「七年目の浮気」、「翼よ!あれが巴里の灯だ」、「昼下がりの情事」と続けてヒット作を世に送りだした。ワイルダーと言えばジャック・レモンやウォルター・マッソーは欠かせない存在だ。「あなただけ今晩は」、「おかしな二人」、「お熱い夜をあなたに」、「フロント・ページ」などこの二人が出演した作品は多い。
ビリー・ワイルダー作品の中で好きなのは、ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンのコンビで撮った「アパートの鍵貸します」と「あなただけ今晩は」の2本だ。マクレーンはかわいいし、神経質で生真面目な男をやらせたらピカイチのレモンのコンビは素晴らしいの一言に尽きる。

と色々のたまったが、ビリー・ワイルダーは大好きな監督だ。

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