2010年2月28日日曜日

バック・トゥ・ザ・フューチャー


スティーブン・スピルバーグ製作。
ロバート・ゼメキス監督と脚本。
高校生のマーティー(マイケル・J・フォックス)は、近くに住む発明家ドク(クリストファー・ロイド)と気が合う。
ある日、ドクが発明したタイムマシンの実験をすることになるのだが、なんとそのマシンはマニアックな車デロリアン。
30年前にタイムスリップするのだが、ドクは暴漢に襲われ、マーティーは帰るための燃料を失ってしまう。
昔のドクを探し、元の時代に戻ろうとするのだが、思いがけず母親と父親の出会いを邪魔してしまい、自分の存在自体が消え始めてしまう。
事態を解決するため、マーティーのあの手この手の奮闘が始まる・・・

楽しい映画だった。
タイムマシンがスポーツカーっていうのも目新しくて。
だけど、この映画の良いところはマイケル・J・フォックスの魅力に尽きる。
ちっちゃいけど元気が良くて、引きしまっていて、スピード感があり、好感が持てるキャラクターだった。
この後もいろんな映画でも活躍してたけど、基本的には同じキャラクターだった。
けど、それが魅力だからワンパターンでつまらないとは思わなかった。
安心して笑えるって言うか。僕は好きだけど。

この映画の5年後あたりからパーキンソン病の症状が出始め、病を隠しながら仕事を続けていた。
しかし、1998年に病気を公表し、マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団を設立し、パーキンソン病の研究助成活動を続けている。
その後、パーキンソン病との格闘を綴った自伝『ラッキー・マン』(Lucky Man) を発売し、売上は全て財団に寄付されている。
可能なら彼をタイムマシンに乗せて、昔に戻してあげたいものだ。


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