映画の舞台は、香港。
アメリカの新聞記者エリオット=ウィリアム・ホールデン。
中国人の母とイギリス人の父をもつ混血の女医ハン=ジェニファー・ジョンズ。
ハンは夫を戦争で亡くし、医者として献身的な活動をしていた。
そんなふたりが知り合い、惹かれあい幸せに包まれていく。
しかし、エリオットは戦地の取材に旅立つ・・・
戦争によって引き裂かれるふたりを描く悲しい恋の物語。
主題歌”Love Is a Many Splendored Thing”(恋は素晴らしきもの)も大ヒットしスタンダードナンバーになっている
有名な悲恋物のスタンダードである慕情。
ホールデンとジェニファー・ジョーンズの浜辺のシーンを思い出す。
特にひねった事もない極めてオーソドックスなお話なんだけど、良い映画である。
ウィリアム・ホールデンは、私の好きな役者さんの一人だ。
戦場にかける橋、クリスマスツリー、ワイルドバンチなどなど、言葉では言えないが、あの風貌と雰囲気が好きなのだ。
気の毒な晩年で、亡くなったときも孤独だったと聞くが、スクリーンに映し出される時、映画スターは永遠の人なんだなと思う。
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