2010年3月14日日曜日

合併結婚


海軍勤めの夫を亡くした未亡人のヘレン(ルシル・ボール)は、新しい場所で生活しようとサリアンドロに引越しをする。
彼女はそこで看護婦として働く。
彼女には8人の子供がいた。
フランク(ヘンリー・フォンダ)は、原子力空母エンタープライズの乗組員として活躍していたが、妻に先立たれ10人の子供の面倒を見るため、陸上勤務に変わった。
そんな2人が知り合い、惹かれあった。
子供たちも2人の結婚を簡単には受け入れなかったが、同意を得て結婚することになった。
家族全員で20人。
家の中は毎日大混乱。
新婚旅行すら行けない有様だったが、新しい子供の誕生もあり、一家は幸せに暮らすのであった。
2005年にデニス・クエイド、レネ・ルッソ主演で『ヘレンとフランクと18人の子供たち』という作品がリメイクされた。

まあ、賑やかな映画だ。
子供が18人なんて想像も出来ないが、実際の家族をモデルに脚本化した作品だそうだ。
昔々、ルーシー・ショーというアメリカのバラエティ番組があった。
観客の笑い声が聞こえてくる番組だ。
その番組で人気だったのが、この映画の主演ルシル・ボールである。
明るい肝っ玉母さんにぴったりだ。
ヘンリー・フォンダと息もぴったり。
ジェーン・フォンダが、バーバラ・ウォルターズのインタビューで明かしたが、この時ヘンリーフォンダは、ルシル・ボールとも良い仲だったそうだ。
ともあれ、楽しい映画である。


   

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