2010年3月14日日曜日

ハロー・ドーリー!


バーブラ・ストライサンド演じる結婚仲介屋のドーリー。
彼女は町の人気者。
そんな彼女が工場主のウォルター・マッソーの世話を焼くうちに彼に惹かれていく。
レストランのシーンでは本物のルイ・アームストロングとストライサンドが掛け合いで歌う。
ミュージカルの大スターのジーン・ケリーがブロードウェイの大ヒットミュージカルを映画化した作品だ。

サッチモとストライサンドが掛け合いで歌う『ハロー・ドーリー!』。
これが楽しい。
このシーンはたった半日、それもワンテークで撮ったそうだ。
因みにストライサンドの金ぴかのドレスは、重量が40ポンドというから約18キログラムもあり、8000ドルも掛かったそうだ。
このレストランにドーリーが来ると聞いたらみんなが大喜びで準備を始めるのも楽しいシーン。
さすがジーン・ケリー、ミュージカルの楽しさのツボをおさえてる。
ウォルター・マッソーがミュージカルに出るのは、後にも先にもこの映画だけだろう。
撮影期間中は、マッソーはストライサンドのことを嫌っていたようで、撮影がなければそばにも近付かなかったそうだ。
マッソーが共演者のマイケル・クロフォードとオフの時に競馬に出かけたのだが、クロフォードがハロー・ドーリーという馬に賭けたそうだ。
ハロー・ドーリーという名前からストライサンドを連想するマッソーは、その日以来クロフォードとも口をきかなくなったほどだ。
うーん、分からないものだね。
因みにディズニー/ピクサーアニメのウォーリーで、ウォーリーのお気に入りの曲として流れるのはハロー・ドーリーの曲だ。

   

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