2010年3月21日日曜日
2012
太陽のフレアが観測史上最大の大きさを記録し、そこから発せられるニュートリノが地球の核に反応し、未曾有の天変地異が起こる。
地球滅亡に向かってカウントダウンが始まった。
生き残りを賭けて、世界が動きだす。
と、こういう無理やりな設定で大規模なスケールのお話が繰り広げられる。
ご存知、ローランド・エメリッヒ監督の作品だ。
『スターゲート』を皮切りに、『インディペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロウ』と超大作を手がけてきた。
いずれの作品もかなり無理がある大胆な設定とストーリー展開だ。
『インディペンデンス・デイ』では、宇宙人から奪った宇宙船で敵の宇宙船に乗り込み、ウイルスプログラムを送り込んで敵を倒した。
挙句の果ては、大統領がジェット戦闘機に乗って、宇宙人と戦うことまでやってのけた。
『デイ・アフター・トゥモロウ』では、超巨大な低気圧の目が現れたときに、超低温に凍りつくのを走って逃れていた。
一部の人は、この無茶苦茶な設定に文句を言うが、私は全然気にならない。
映画は嘘を如何にリアルに見せるかが大事であって、理屈っぽく観てもちっとも面白くない。
無茶で大胆な設定をリアルな映像にするから面白い。
誰も見たことがない超巨大な宇宙船や、凍りつくニューヨークが映像になっているだけで感激だ。
昔は、この手の映画はパニック映画と言っていたが、最近はディザスター・ムービーと言うそうな。
『2012』では、数千メートル級の大津波が世界を飲み込む。
原子力空母が津波にのまれ、ホワイトハウスに覆いかぶさる。
そんな映像なんて観たことがない。
凄い迫力だ。
ごちゃごちゃ考えずに映像を見て楽しむにはもってこいの作品だ。
私は、大好きだ。
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