2010年3月15日月曜日

みじかくも美しく燃え



1889年にスウェーデンで実際に起った事件をもとにした作品である。
妻子ある陸軍中尉が、サーカスの綱渡りのスターと恋に落ち、脱走し逃避行の末、悲しい最後を迎える。
いわゆる悲恋物である。
原題は、主人公の女性エルビラ・マディガン。
スウェーデンの映画である。

彼女を演じている女優が、ピア・デゲルマルク。
ジャケットの通り、とても可愛い女性だ。
カンヌ映画祭のパルムドールにノミネートされ、ピア・デゲルマルクは主演女優賞も受賞した。




この映画を観たのが、小学生の頃。
母と祖母と一緒に観た覚えがある。
ませていた訳ではないが、何となく3人で観た。
不倫がどうとかは分からなかったが、綺麗なお姉さんが心中するシーンが衝撃的で可愛そうだったことだけを覚えている。
この映画に流れる曲もずーっと耳に残っている。
モーツアルトのピアノ協奏曲 第21番 第2楽章 。
映像も絵画を見ているような美しさがある。
モネの絵を見ているような光景を二人が歩くシーンは本当に美しい。
今見てもなお、その美しさは損なわれていない。


母と見た懐かしい思い出が強く今でも心に残っている映画だ。
でも、小学生で、なんでこんな映画観たんだろう。

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