2010年3月5日金曜日

サムライ


ソフト帽にトレンチ・コート。
殺し屋のジェフ(アラン・ドロン)は、コールガールをしている恋人ジャーヌ(ナタリー・ドロン)にアリバイを頼み、クラブの経営者を殺しに行った。
仕事は、いつもどおり、完璧にこなしたのだが、黒人歌手のバレリーに顔をみられてしまった。
警察が捜査し、クラブの客や目撃者の証言で、ジェフが署に連行され、面通しが行なわれた。
大半は、ジェフが犯人だと証言したが、目撃したバレリーだけはなぜかそれを否定した。
警部(フランソワ・ペリエ)は、ジェフが、怪しいとにらみ、尾行をつけた。
ジェフは尾行をまき、残金を受けとるために、殺しの依頼を取りついだ金髪の男と会うのだが、はいきなり巻銃を抜いて、ジェフは左手を傷つけられた。
殺されそうになったジェフは、依頼主をつきとめるため、バレリーを訪ねるのだが。

原題も Le Samouraï。
男の美学にこだわって作られた映画だ。
とにもかくにも、アラン・ドロンがかっこいい。
映画全体のトーンからこだわって作られたいわゆるフィルム・ノワール作品だ。

   

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