2010年3月14日日曜日

チップス先生さようなら


ジェームズ・ヒルトン原作の同名小説をミュージカル仕立てで映画化した作品。
イギリス南部の寄宿学校の教師であるアーサー・チッピング(ピーター・オトゥール)はチップスと呼ばれる生真面目で堅物な男。
生徒から煙たがられることもあるが、生徒を愛し教師として懸命に努めていた。
そんな彼がミュージカル女優キャサリン(ペトゥラ・クラーク)と恋に落ち、彼は幸せの頂点に立つのだが・・・。

ピーター・オトゥールといえば、『アラビアのロレンス』が有名だが、この映画や『おしゃれ泥棒』に見る飄々としたところが、好きだ。
この映画では、生真面目で不器用だけど、愛情にあふれる先生を演じていた。
悲しい出来事に心傷つく姿にもらい泣きしてしまった。
監督は、『ファニー・レディ』、『グッバイ・ガール』、『マグノリアの花たち』、『フット・ルース』のハーバート・ロス。
ペトゥラ・クラークが歌う You and I という曲も良い曲だ。

   

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