2010年3月5日金曜日
ミクロの決死圏
物体を縮小化する技術を研究する科学者が、亡命をする途中不慮の事故に遭遇する。
科学者は、事故で脳に損傷を起こしてしまう。
外科手術では、命を救えないことが判明し、脳外科医(アーサー・ケネディ)や諜報員のグラント(スティーブン・ボイド)達の医療チームを縮小化し、体内に進入し治療を行うことになった。
政府の極秘施設で、潜航艇に乗り組み縮小化された医療チームは、頚動脈から注射され体内に進入していく。
縮小が維持できるタイムリミットは1時間。
肺や眼球や内耳を通り、患部を目指し進むのだが、チームには治療を妨害する人物が潜んでいた。
看護師にはラクエル・ウェルチ、妨害者にはドナルド・プレザンスなどが出演。
監督はソイレントグリーンやトラ!トラ!トラ!のリチャード・フライシャー。
子供の頃にわくわくしながら観た作品だ。
小さくなって体の中を探検という発想が面白かった。
頭の周りに小さなレーダーを置いて、スクリーンにはミクロ化された探査船が表示される。
肺や心臓、目などからだの各部を進むのだが、神秘な映像は宇宙を旅しているようにも見えた。
耳を横切る時には、音を立てないように息を詰めて見てしまった。
リメイク作品である『インナースペース』も良くできた映画で楽しめたが、この映画を見たときに受けた驚きと比べると残念ながらいまいち。
超有名なSF作品である。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿