2009年9月1日火曜日

なぜDVDにならない?

暑い日もあるが、朝夕は涼しくなり、秋の空が広がるようになってきた。
今日も空には雲がほとんどない快晴だ。

私が映画にのめり込んだのは、中学生の頃である。
親父が連れて行ってくれた『ポセイドン・アドベンチャー』という海洋スペクタル作品を観たことがきっかけである。
それまでも、テレビで映画は観ていたし、小学生の頃は、ゴジラや何やと映画館に行ったこともあった。
だが、映画館の大きなスクリーンで、迫力ある大音響で本格的なスペクタルは観たことがなかったから、『ポセイドン・アドベンチャー』を観たときの衝撃は、すごく大きかった。
大津波に飲み込まれ転覆するポセイドン号。大爆発とともに船が回転し、船底が海上に姿を見せる。大広間では、新年を祝う人達が転げ落ちる。
それまで観た映画とはスケールも迫力も違い、本当に驚いたし、映画の魅力を感じた。
それ以来、映画は大好きだ。

その頃は、ビデオなんて物はなかったから、テレビで観る映画も、その時に観なければ次はいつ観れるかは分からなかった。
特に小品ながら良い映画は、再放送される可能性も低くて、大人になってもまだ観れていない作品も多い。
そういう作品はたくさんあったが、特にお勧めの映画を紹介したい。
まあ、紹介されても観る術がないから、困ったものだが、タイトルだけでも覚えておいてほしい。

・パリのめぐり逢い
クロード・ルルーシュ監督とフランス・レイ音楽の大人のラブ・ストーリーだ。
出演は、イブ・モンタン、アニー・ジラルド、キャンディス・バーゲン。
セリフのないシーンで見せるモンタン、ジラルド、バーゲンの表情が素晴らしく、フランシス・レイの音楽とあいまって何とも言えないかっこよさが良い。
・さらば夏の日
『個人教授』のルノー・ベルレー主演の青春映画だ。
青年医師のベルレーが、彼女と弟と地中海を旅し、父との和解、魅力的な女性との浮気など様々な経験をし、彼女と別れ夏の日が過ぎ去っていく様子を描いた作品だ。
言葉で説明出来ない映画の雰囲気や味わいがある。この映画も音楽はフランシス・レイだ。
・流れ者
この映画もクロード・ルルーシュとフランシス・レイのコンビによる作品だ。
ただし、この作品はラブ・ストーリーではなくサスペンスである。
主演は『男と女』のジャン=ルイ・トランティニアン。偽装誘拐で大金を得ようと、仲間達と計画を実行するのだが、いろんな問題が起こりハラハラドキドキ。
テンポもよく、どんでん返しもあり、楽しい映画だった。
何よりお気に入りのトランティニアンが主演というのが嬉しい。
・テキサスの五人の中間
ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード、ジェースン・ロバーズなどが出演した一風変わった西部劇である。
銃の撃ち合いもなければ、酒場での喧嘩もない。年に一度のポーカーに成り行きで大金を賭けたフォンダが倒れて、妻のウッドワードが代わりに勝負するのだが...
この映画はストーリーを説明したら楽しめないから、ここまでで止めておくが、観たあとには呆気にとられるはずだ。
ジョアン・ウッドワードがすごく美しく、彼女を観るだけでも値打ちがある。因みにウッドワードはポール・ニューマンの奥さんである。

携帯だとこれが限界。
まだまだ紹介したい作品があるので、WEBの方で紹介しようと思う。

∧-∧
(=^・^=)kinop

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