2010年6月29日火曜日

アイスキャッスル


ロビー・ベンソンという名前を聞くと、70年代のアメリカの青春映画を思い出す。
ジェレミー、ビリー・ジョー 愛のかけ橋、ワン・オン・ワン、そしてこのアイス・キャッスルである。
この映画は、オリンピック出場を目指すリン=ホリー・ジョンソンと彼女を支えるホッケー選手のロビー・ベンソンや家族のお話だ。
練習中の事故で頭を打ち、視力を失ったことを隠したまま、ロビー・ベンソンの励ましで冬季オリンピックへの出場をかけて大会に出場する。
リン=ホリー・ジョンソンは、当時のアメリカのフィギュア界で人気のあった選手であり、私のようなおっさん世代から見ると札幌オリンピックのジャネット・リンを思い出させる氷上の妖精に相応しいチャーミングな女性だ。
ロビー・ベンソンは、取り分けての二枚目でもなければ、長身でもない。
隣に住んでるおにいちゃんといった感じで、いたって普通の青年である。
だからこそ、親近感もあったのだろう。
この映画以降も何本か出演しているが、青春映画以外の彼の記憶はない。

その後の彼は、数多くのテレビドラマの監督をしたり、演技の指導をしているそうだ。
特筆すべきは、あのディズニーの美女と野獣の吹き替えを務めたことだ。
この作品で野獣を演じた彼は高い歌唱力も評価され、吹き替えでも活躍したそうだ。

彼の主な出演作は、こんなところだ。

1991年美女と野獣
1987年レンタ・コップ
1983年ロンリーウェイ
1980年マイ・ハート マイ・ラブ
1978年アイス・キャッスル
1977年ワン・オン・ワン 脚本/出演
1976年ビリー・ジョー 愛のかけ橋
1975年ラッキー・レディ
1973年ジェレミー

数多くはないが、青春時代を思い出すと彼の映画も思い出す。

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